雑用を気づいた人がやるって、意味がないよね…
・職場での雑用ってどうしているの?
・雑用しても給料が変わらないから…
と、お悩みではないですか?
ここからは、私が実際に体験した話ですが…
以前勤めていた会社で、
「雑用は気が付いた人がやる」
なんて上司が発言してしまったものだから、その結果、職場のみんなが、雑用は見て見ぬふり…気が付かないふりをして、誰もやらなくなってしまった、という経験があります。
とはいえ、最終的に、
「それはおかしい…」
と、雑用に関しては、職場のみんなで考えて、それで一つの解決方法を見つけましたので、本日はそのことについて紹介していきますね~。
雑用は気が付いた人がやる…というルールがある職場の人には参考になるかも!
雑用は気づいた人がやる…って悪手
とにかく雑用が多い職場でした。
なので、それまでは暗黙の了解というか…誰もが率先して雑用をやるわけではないですが、雑用をしないといろいろと不具合が出てくるので、会社で一番の新人がやっていたんです。
ですが、それだと、いつまでたっても新人が仕事をおぼえないんです。
それを見かねた上司が、
「雑用は気づいた人がやればいいから…」
なんて言うものですから、そこから悲劇が始まったんです。
それは余計な一言だよね…悪手かも!
そもそも雑用なんて誰もやりたくない…
職場の雑用って色々ありますよね。
・ゴミ捨て
・掃除
・片付け
・道具の整理整頓
・食器を洗う
・ウォーターサーバーの水の交換
・トイレ掃除
ちょっと思い出しただけでも、これくらいぱっと思い出せるのですから、他にもまだまだあるのはたしか!
こういったことをやることで、新人は、
・仕事をおぼえたり
・どこに何がしまってあるのかを知ったり
・在庫の確認ができたり
・足りないものがあれば注文したり
といった感じで、ある程度の仕事をおぼえることができます。
そういった意味も踏まえて、雑用は新人の仕事だったんです。
これはこれで、その当時はいい感じに職場が回っていた記憶があります。
ですが、それに関して、新しい上司があまり理解がなかったんです。
具体的に言うと…
・新人の負担が大きい
・先輩が率先して雑用をやるべき
・なんで汚れているのにそのままなの?
・散らかっているのをそのまま放置って…
って感じで、その当時の上司は、結構頭に来ていたんだと思います。
それはそれで、上司の言いたいことはわかるのですが…でもこれって、正解はないですよね。
私たちからすれば、雑用をすることで仕事をおぼえる…という考えですが、上司からすれば、その逆。
雑用をやってるから仕事をおぼえるのが遅い…って思っていたみたいなんですよ。
最初の頃は見て、新人が雑用するのを見て見ぬふりをしていた上司なんですが、だんだん自分が率先して雑用をするようになってきました。
ですが、上司が雑用をやっても、ほかの社員は全然やらなかったんです。
それを見かねた上司が、
「雑用は気づいた人がやればいいから、○○ちゃんは自分の仕事をやって」
と、余計な一言を言ってしまったんですよ…。
その結果、雑用は職場のみんなが気付かないふり…をするようになり、その結果、掃除や片付けなどは、誰もしなくなってしまい、職場は結構荒れた感じになってしまいました。
気が付いた人がやればいい…って、それだと結局誰も雑用をやらないよね。
前よりも片付いていない…結局みんなで話し合うことに!
職場の同僚から見たら、(同僚目線)
・雑用をすることで新人が仕事をおぼえる
・新人が雑用を負担してくれるので、その分仕事が進む
・片付けができないと、道具の位置がわからない
といった言い分があり、その逆に、上司から見たら、(上司目線)
・新人の雑用の負担が大きい
・雑用をしてばかりだから、仕事の覚えが悪い
・新人だけ雑用をやるのは、おかしい
と、これまたもっともな意見があるんです。
これって、結局は正解はないですよね…。
もちろん上司が言った、
「雑用は気づいた人がやればいいから」
なんていうのも、正解ではないですが、間違いでもないんです。
ただ、その結果を見ると、雑用に気付かないふりをして、誰もやらなくなってしまったので、上司の発言はちょっとずれた発言だったのかも…。
なので、職場のみんなで、雑用に関して話し合うことになりました。
話し合いの結果は…
話し合いの結果ですが、雑用に関しては、当番制にすることになりました。
具体的に言うと、雑用リストを作成します。
・毎日やることリスト
・週一でやることリスト
・月一でやることリスト
みたいな感じで、それぞれを書き出していきます。
ようするに、情報の見える化ですね。
それができたら、当番を決めます。
といっても、3人一組のグループを作って、週交代で雑用をやることしました。
そうすることで、
「〇〇のグループはゴミ出しをしていないけど、どうなっているの?」
ってな感じの苦情を言われるのは嫌ですので、みんなでやるようになりましたよ~。
それが今でも続いているかどうかは不明ですが、当時は、
・グループ化して
・雑用表に名前を記入
といった感じで、雑用の「情報の見える化」をやったおかげで、
「〇〇が雑用をやっていない…」
みたいな不満は全然出ませんでした。
最後に…
雑用って、できればやりたくありませんよね。
なので、新人に押し付けてしまいがち…ですが、それだと、当時の上司が言ったように、新人が仕事をおぼえるのが遅くなってしまうのは確かなんです。
そうなると、長い目で見れば、組織の損失につながる可能性だってありますよね。
雑用に関しては、いろいろな人がいろいろな意見があると思います。
なので、そういった意見をよく聞いて、職場に合った体制を考えてみて下さい。
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