使い捨てカイロは肥料に再利用可能って本当?
・そういえば、活性炭が入っていたような…
・肥料にできない使い捨てカイロもあるって聞いたよ!
・ガーデニングに使い捨てカイロは使えるの?
・顔ロッテ肥料に有効な成分が入っているの?
と、お悩みではないですか?
これ…前から気になっていたんですよね。
なので、ガーデニング(園芸)が趣味の会社の同僚に聞いてみると、
その話は聞いたことがあるよ!
ただ、僕が聞いた話だと、肥料になる使い捨てカイロとそうじゃないものがあるみたい…。
成分によっては、再利用できない場合があるって聞いたよ!
なるほど!なるほど!
ということで、使い捨てカイロの成分についてついて調べてみたところ、使い捨てカイロには、
・ガーデニング(園芸)にいい成分
・ガーデニング(園芸)には向かない成分
の2つがあることがわかりました。
もちろん、「ガーデニングには向かない成分」をとことん取り除いて、肥料として再利用することができる使い捨てカイロも販売されていますよ~。
ということで本日の記事は、使い捨てカイロの成分について、肥料として再利用できるかどうか?について、調べてみましたので、その結果について紹介していきますね~。
使い捨てカイロの成分は肥料に再利用できる?
使い捨てカイロの成分は肥料として使うことができるか?ですが…まず結論から言えば、場合によってはあり!ということができます。
というのも、使いすてカイロって、メーカーによって使われている成分が違っているんですよ。
逆に言うと、その違いが
・肥料として再利用できるカイロ
・肥料として再利用できないカイロ
の違いになってくるんですけどね。
なので、使い捨てカイロに付き合われている成分のなにが肥料として再利用できるのか(再利用できないのか?)について、成分ごとに調査結果を紹介していきます。
使い捨てカイロに使われいる成分は?
使い捨てカイロの使われている成分ですが…主な成分は、
- 鉄紛
- 水
- 活性炭
- 塩類
- 吸水性樹脂
- 木粉
- バーミキュライト
- 鉱物系吸着剤
となっています。
(ちょっと見にくいかな…)
この成分について、それぞれ園芸(ガーデニング)に向いているか?を調べてみましたので、その調査結果を紹介していきますね~。
鉄分・水
鉄分は肥料として有効な成分です。
というのも、鉄分がないと、植物の葉が緑にならずに光合成ができない場合があります。
本来土壌には多くの鉄分が含まれていて、土壌成分の3~4%が鉄分と言われています。
なので、使い捨てカイロに含まれている鉄分は、肥料として使えそうですね。
また使いすれカイロに含まれる水分ですが…これは言うまでもないですね。
水分は植物の成長にとって必要…というか、必須ですね。
ですが、使い捨てカイロに含まれている水分はごくわずかなものなので、これだけでは全然足りませんので、こまめに水をやってください。
活性炭
活性炭は、園芸によく使われます。
活性炭を土に混ぜることで、
・植物に有効なミネラルを追加することができる
・土壌の透水性の改善
・植物の根腐れを防止
といった効果が期待できます。
園芸用の活性炭も販売していますので、もちろんですが、使い捨てカイロに含まれている活性炭もガーデニング(園芸)には有効ということができます。
塩類
「除草剤として塩をまくのは有効だけど、頬科の植物も育たなくなる…」
って聞いたことありませんか?
あるいは、「塩害」という言葉…。
こんな感じで、園芸(ガーデニング)に、塩分はあまりよくないです。
この記事を書くにあたり、いろいろ調べてみたのですが、
「塩を畑にまくと、収量が上がり、おいしくなり、大きくなります」
といった記事も見かけましたが、これは農業のプロがいろいろ試行錯誤した結果だと思いますので、素人が実際にやってみるのはあまりおススメしないかな。
使い捨てカイロにどのくらいの塩分が含まれているのか?も分からないので、その辺も含めて考えると、使い捨てカイロはちょっと肥料には合わないのかも…というのが、正直な感想です。
吸水性樹脂
吸水性樹脂(吸水性ポリマー)ですが、これは、水分を吸収してそれを長期間保存する効果があります。
おむつなどに使われている…といえばわかりやすいかな。
ガーデニングの土壌に吸水性樹脂が含まれていると、
・水不足の防止になる
・水をやる頻度が少なくなる
・水枯れ、根腐れを防止
といった感じで、ガーデニングにいい効果が期待できそう。
木粉
木粉(おがくず)ですが、これは調べてみた結果、園芸にはあまり向いていないようです。
おがくずの場合、少量であれば分解されて土にかえるのですが、大量の場合、土にとってはあまりよくないようです。
とはいえ、使い捨てカイロに含まれている木粉(おがくず)は、とても少量なので、肥料として使う分には、あまり問題なさそう…
ですが、気になるのであれば、肥料として再利用しない方がいいと思います。
バーミキュライト
バーミキュライトって、あまり聞きなれない言葉ですよね。
私もこの記事を書くのにあたって、初めて知りました。
この「バーミキュライト」という素材ですが、どうやら園芸(ガーデニング)にはとてもよさそう!
というのも、バーミキュライトを土に混ぜることで、
・土の保水性が上がる
・土の温度が安定する
・軽いので持ち運びが便利
・カルシウムやマグネシウム、カリウムを保持する能力が高い
といった効果が期待できます。
そのため、園芸用としても販売されています。
なので、使い捨てカイロに含まれているバーミキュライトも園芸用として再利用できれば言うことなしですね。
鉱物系吸着剤
最後に、鉱物系吸着剤についてですが…これに関してはあまり詳しい情報を見つける事ができませんでした。
鉱物系吸着剤って、どうやら消臭成分みたいですが…これ以上のくわしい情報に関しては、見つける事ができませんでした。
まとめてみると…
ということで、今回調べてみた情報をまとめてみると、使い捨てカイロに含まれる成分として、
◆肥料として再利用できる成分
・鉄分
・水
・活性炭
・吸水性樹脂
・バーミキュライト
◆肥料として再利用できない成分
・塩類
・木紛
◆不明な成分
・鉱物系吸着剤
と分類することができます。
私の個人的な感想ですが…使い捨てカイロに含まれている成分のうち、
・塩類
・木粉
・鉱物系吸着剤
といったものに関しては、ごく微量なのかな…と思います。
そのため、
「使い捨てカイロは肥料として再利用することができるよ~」
っていう人もいれば、逆に、そういったものを気にして、
「使い捨てカイロは、肥料として再利用できるものと出来ないものがあるよ~」
って、教えてくれる人もいるんじゃないかな…と。
なので、心配なのであれば、無理して使い捨てカイロを肥料として再利用する必要はないんじゃないかな?
ですが、せっかく使い捨てカイロを使うのだから…って場合には、最初から「土に還せる環境にやさしいカイロ」も販売されていますので、こういったものをカイロとして使ってみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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